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早稲田大学・美濃加茂文化交流事業 参加作品
脱衣する蛹
2014 8/29 大隈記念講堂 9/6,7 美濃加茂文化の森
自分と他人を分ける線。世界と自分を分ける線。蛹の中身はどうなっている?
国境・死と生・夢と現実・水と空気・朝と夜・劇場と世界・男と女。境界線を隔てた中身はどろどろと、肌の下で流れ続ける。身体はいつだって、流動性なのだ。皮を脱いだら最後、ここではないどこかへと流れ出してしまう。
たくさんの蛾に侵食されつつある女と、女の妄想に寄生された男。
妄想の虫が本物になるとき、世界は少しづつ逆流し始める。
『脱衣する蛹』ダイジェスト
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