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Romeo; Juliet in tokyo jungle

渋谷屋上のチラシ4.jpg

屋上は、行く宛てのない者にとっての最後の砦である。

『Romeo; Juliet in tokyo Jungle』

 現代のロミオとジュリエット

 ボーイ ネバー ミーツ ガール

 東京密林で出逢えない私たち

  2021. 11/3〜7

  於・SHIBUYA vallery [所非公開の渋谷の屋上]

 

“そびえ立つビルに紛れて見えなくなったリアリティが、これからは現実的に見えてくる”

再開発で再開発で引き剥がされた、90~00年代の渋谷の街の幻想が、今はもうここにないので、記憶をなくしたゾンビたちは暴徒化する。

 

ハロウィンもサッカーもタイムズスクエアみたいな年越しも、
いつの間にか私たちは、日常的に渋谷に集まる理由をなくしてしまっていた


渋谷を象徴する言葉なんてなかった。
渋谷川は埋められてしまった。
それでも私たちは何故か高いところを目指す。

(宮下パークは屋上になっていた)


スクラップ&ビルドされる物語。
名前はなんでも良いの。
ロミオじゃなくてもジュリエットじゃなくても。
 

女の子たちは代替可能なブランド名で、
男の子たちは意味のない韻で、お喋りしている。


私たちは、存在しない過去の話をし、訪れなかった未来の話をした後で、
借り物の言葉で、きっとそうであってほしいというフィクションの話をするのだ。

私たちは本や映画の登場人物たちと同じように感じるのに、同じようには行動できない。


死ぬほどの愛なんて難しい。

多くの恋愛物語の原型である『ロミオとジュリエット』のストーリーをベースに、様々なコンテンツの引用で構成する屋上サンプリング劇!
70年代から現在までの渋谷カルチャーを駆け抜けながら、雑誌のコピーや歌詞、流行語、様々な言葉によって変遷していく男女の価値観や恋愛の行方を追う。
渋谷のとあるビルの屋上で上演する、東京のコンクリートジャングルど真ん中の野外劇。


出演
あこちゅあ、木母千尋(第七劇場)、神代樹里菜
SSAADN/藤井隆太、増田知就、松井壮大(青年団)
謝花翔陽(Nyankee,theBeach)

舞台美術 REPIPE 照明 石川朋子 音響協力 河相朱音(Québec) 
制作 宮野風紗音(かるがも団地/CHARA DE) スタイリング 金定和沙(青年団) 会計 Shiori 
演出助手 亀川ふみか(劇団木霊/ハコロ) ドラマトゥルク 萩谷至史 スーパーマネージャー maminem

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​​撮影 亀川ふみか

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